離婚問題

■離婚の方法とは？
不倫やDV、性格の不一致など、夫婦間に不和が生じ離婚を考えることがあっても、どのように離婚をすればよいのかわからなかったり、パートナーに離婚を提案しても受け入れてもらえなかったりする場合があります。
そこで、離婚の方法として以下の３種類をご紹介します。

・協議離婚
協議離婚とは、名の通り夫婦間で離婚することや離婚に際しての条件などについて話し合い、それらが合意に達した時に成立する離婚方法をいいます。
協議離婚の際には、親権や養育費、財産分配など重要事項について話し合っておくことはもちろん、それらを離婚協議書として残しておくことも、のちのトラブルを回避するうえで重要です。

・調停離婚、審判離婚
調停離婚、審判離婚は、協議離婚がまとまらなかった場合や当事者間で話し合いが行えない場合などに、当事者が家庭裁判所へ申し立てることによって行われる、家庭裁判所を介した離婚方法をいいます。
ただし、これは裁判とは異なり、家庭裁判所の判断が判決としての効力を持たないとともに、当事者が合意に達しなければ調停、審判としてまとまらないこともあります。
具体的な方法としては、当事者の一方ずつが別々の部屋で家庭裁判所の裁判官と話し合いを進めていくことで行われます。

・裁判離婚
上記の調停離婚、審判離婚でも話がまとまらなかった場合になされる離婚方法であり、これは調停離婚、審判離婚と異なり通常の訴訟として行われます。
そのため、裁判官の判断には判決としての効力が生じ、離婚が判決として認められれば、法的に離婚が成立することとなります。

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